「飯塚国際車いすテニス大会」でボールパーソンを務めました【健康スポーツコース】

飯塚高校の健康スポーツコース(3年生)では4月15日(火)、「スポーツ探究」の授業の一環として「天皇杯・皇后杯第41回飯塚国際車いすテニス大会(Japan Open 2025)」にボールパーソンとして参加しました。

飯塚国際車いすテニス大会は、1990年に世界ランキング認定大会に指定された後、2004年にはスーパーシリーズに格上げとなり、アジアで最高峰の国際車いすテニス大会となっています。
グローバルでも広く知られる飯塚国際車いすテニス大会は、毎回2,000人を超えるボランティアが集い、運営をサポートしています。地域一丸となった取り組みは国際的にも注目を集めています。
本校では例年、健康スポーツコースの生徒がボランティアとして参加。2023年度は大会期間の1週間は物販担当、週末の2日間はボールパーソンとして活動しました。2024年度も2・3年生が1日ずつ計2日間、ボールパーソンとして活動しています。

今年は、75人の健康スポーツコース3年生が参加。大会開幕前に続いた雨天によって水浸しになったコートを整備するため、生徒たちはボランティア開始前から他のボランティアや市役所職員に混ざって作業に集中していました。
生徒たちの感想
当日ボールパーソンを務めた生徒たちの感想をご紹介します。

「プロの試合でのボールパーソンという形で選手の役に立てて、とても良い経験になりました。昨年の経験があったので、ある程度スムーズに対応できたと思います。コート上で国際試合を間近に見ることができたことを感謝しています」(3年3組・水城達哉・テニス部)
「ボールパーソンだけでなく、試合前の会場の水取りや選手移動時の荷物運搬の補助などもさせてもらい、選手から『ありがとう』と感謝の言葉をかけてもらえてうれしかったです。
自分から積極的に手伝いますと声をかけさせてもらい動けたこと、自分たちの試合のときはいつも誰かがこのような準備をしてくれていることなど、気づかせてもらえることが多くありました。必死にプレーする姿は格好いいと感じました。自分も見ている人に勇気とパワーを与えられるように頑張りたいです」(3年8組・伊藤大勢・健康スポーツコース)
生徒たちは観客の誰よりも近い場所で、車いすテニスのプレーを体感し、競技の魅力や迫力を間近で感じることができた経験となりました。
今後も飯塚高校では、生徒たちが新しい学びや気づきを獲得できる授業や体験を実施し、生徒一人ひとりの可能性を広げるよう貢献してまいります。
健康スポーツコースについて
「スポーツを通した人間教育」を掲げる健康スポーツコースは、野球部・男子サッカー部・陸上部・駅伝部・女子バレー部・柔道部など、強化指定部の部活動生のみで編成しているコースです。
「自分の強みを活かし、夢と希望を持った日本のリーダー育成」の理念をもとに、各部活動での目標達成や第一志望の進路決定率100%などを目標に日々の活動を行っています。
また、部活動だけではなく、学校生活では基礎学力や学習習慣の定着を図るために習熟度授業を実施し、学校行事では健康スポーツコースの生徒が中心となり運営をしています。
一人ひとりの取り組み次第で夢を実現できるコースです。
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