米国在住ジャズピアニスト・塩川健さんによる特別講演+演奏を実施【特進グローバル×IE】

米国在住ジャズピアニスト・塩川健さんによる特別講演

5月13日(火)、特進グローバルコース1・2年生を対象に、Integrated English(IE)の授業の一環として、福岡県宮若市出身、米国シカゴ在住のジャズピアニスト・塩川健さんをお招きし、特別講演とピアノ演奏をしていただきました。

米国在住ジャズピアニスト・塩川健さんによる特別講演

講演はすべて英語で行われました。塩川さんは音楽家・アーティストであるのに加え、建築会社副社長、フリーの社会貢献活動家など、さまざまな顔をお持ちです。素晴らしい演奏を披露いただくとともに、これまでの多様な人生経験が語られました。

生徒たちは生の英語に触れながら、グローバルで活躍する方のリアルな声に耳を傾け、国際感覚や英語でのコミュニケーションの大切さ、そして自らの人生をどう切り拓くかといった視点を養いました。

「“困ったときは助けを求めていい”という考え方が大事な学びに」

生徒のひとりはこんな感想を綴っています。

「今回の講演を通して、塩川さんからたくさんのことを学びました。アメリカでは、分からないときは自分から助けを求めないと、誰も気にかけてくれないという文化があることや、小さい頃から自分のことは自分でなんとかするという姿勢が当たり前であることを知りました。

日本人は察してもらうことを期待してしまい、困っていてもついひとりで抱え込みがちな傾向がありますが、塩川さんの実体験から、助けが必要なときは、自分から声を上げることの大切さを学ぶことができました。

また、家が貧しくても親に頼らず、自分で調べて行動してきた姿は、日本人にとって足りない部分かもしれないと感じました。自分では気づかなかったようなことに気づけた貴重な時間でした。

特に、“困ったときは助けを求めていい”という考え方は、これからの自分にとって大切にしたい学びです」

米国在住ジャズピアニスト・塩川健さんによる特別講演

教室の枠を越えた生きた英語の学びと心を動かす音楽の力により、生徒たちにとって貴重なひとときとなりました。

本イベントは、グローバル教育推進室の企画により実施されました。今後も飯塚高校では、世界とつながる教育機会の提供に力を入れてまいります。

飯塚高校のグローバル教育について

本校はグローバル教育に力を入れています。

ニュージーランド(ワイヌイオマタ高校、ランギオラハイスクール)のほか、韓国(釜山観光高校)、タイ(IBS)、中国(第十六中学校)、カナダ(ヴィクトリア高校)などに協定校を持ち、短期交換留学などの交流機会を持っています。

そのほか、アメリカ、ベトナムなどの多様な国々からも留学生を受け入れ、グローバル教育に関する幅広い機会を提供しています。

授業を含む日常はもちろん、体育祭や学園祭の海外協定校関連の演目などでも、国際交流を積極的に行い、GLI(※)全体の取り組みを通して、次世代を担う人材育成に努めています。

※Global(グローバル)・Local(地域)・Individual(個性)

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