「令和6年度 街なか学園祭」ミーティング#4 実施
飯塚高校では毎年秋に、飯塚高校発祥の地である飯塚市の商店街(本町商店街・東町商店街)にて「街なか学園祭」を開催しています。
2023年は11月25日(土)に開催し、多くの方々にご来場いただきました。
2024年も、街なか学園祭をより良いものとするため、3月13日にキックオフミーティングを実施後、毎月一度のミーティングを実施して準備を進めています。
今年の学園祭では「子ども」や「子育て」といったキーワードを盛り込むことが決まっています。
飯塚青年会議所が主催し、飯塚市などの各自治体や学校法人嶋田学園など団体企業も参加している「地域でこどもを育てスマイリーあふれるまち」宣言の一環で、地域とコラボレーションする取り組みとなります。
子ども目線に立った「街なか学園祭」を目指して
6月22日には4回目のミーティングを行いました。
飯塚高校からは2年の小田君(学園祭実行委員長)と川端君(学園祭副実行委員長)が、外部からは近大の小池晃先生とゼミ生、商工会議所・青年会議所の方にもご参加いただきました。
近大小池ゼミは、ステージ前広場などのデザインを毎年手掛けていただいています。福岡大学、九州工業大学など大学の皆さんには、街なか学園祭でそれぞれの専門分野ならではの形で毎年お世話になっています。
今回のミーティングのテーマは「子ども目線に立った学園祭のつくりかた」といった内容でした。
「子ども目線に立った学園祭を開催するにあたり、実際にどんなことができるのか?」を具体的に考え、各自が実現可能性のあるアイデアを出していきました。
その中で、ヒーローショーの実施や駐輪場の設置、家族で来場される方が子どもを遊ばせながら休憩できるカフェの出店など多様な意見が飛び交います。
「もし自分が子どもだったら」といった子ども本人の目線はもちろん、「もし自分が子どもを持つ親だったら」といった子育て中の保護者目線に立つことも意識していました。
ミーティング終了後、小田君はこう話していました。
「自分たちが大人になったとき、子どもを持つ人もいると思います。だからこそ、子ども目線、育児をしている人目線で考えることを大事にしたいです」とありました。
次回のミーティングは7月24日で、その後も月に一回の頻度で行います。「最新ニュース」ではその模様を定期的にレポートしていきます。
「街なか学園祭」の狙い
飯塚高校が大事にする「Global(グローバル)・Local(地域)・Individual(個性)」の3本柱のうち、特に教室ではなかなか学べない「身近な社会と関わりながらコミットする力」をLocalで実践的に学び、体験します。商店街との連携協定を強く感じることも目的とした取り組みです。
2021年に飯塚商工会議所・飯塚市商店街連合会と連携協定を結び、2022年には商店街全
体を使って初の「街なか学園祭」を開催しました。