【合格者インタビュー】福岡大学 商学部 中村さん(トータルライセンス)
令和5年度 総合型選抜において、飯塚高校では多くの生徒が難関大学・志望大学に合格する目標を達成しました。
志望校への合格を勝ち取った生徒へのインタビューを実施していきます。
第3回となる今回は、福岡大学 商学部への合格を勝ち取ったトータルライセンスコース3年の中村さんにお話を伺いました。
共に切磋琢磨した、大事な仲間ができた3年間
——この度は福岡大学合格、おめでとうございます! 飯塚高校での3年間を振り返って、とくにどんなことに一生懸命取り組んできましたか?
「商い場」のひとコマ
ありがとうございます! 2年時の福岡大学商学部 飛田ゼミとのコラボ授業です。トータルライセンスコースは日商簿記に力を入れていることもあり、簿記で学んでいることを生かしながら、新たな発見を得たり知識をつけたりできて良かったです。
飛田ゼミではアントレプレナーシップについて全5回の授業と、「飯福商店 商い場」(以下、商い場)という出店イベントを開催します。飯塚高校発祥の地である飯塚本町商店街で「商い場」を開催できたことは感慨深く感じました。
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——中村さんが所属していたトータルライセンスコースは、福岡大学をはじめとする大学教授や大学生などの“学校外・社会にいる先輩たち”からの学びの機会も多いほか、難易度の高い日商簿記2級取得に注力する点が特徴的なコースですよね。検定受験にあたり、トータルライセンスコースに所属して良かったなと感じることや印象的だったエピソードを教えてください。
クラス内に私よりもクラス席次が上位だったり、成績が良い仲間がたくさんいたことです。「絶対に負けない!」と思いながら取り組めたので、検定へのモチベーションが維持できました。この3年間、簿記の勉強に共に励んだ仲間たちは宝物です。
印象的だったエピソードは「受かった!」と確信していた、2年時の2月に受験した日商簿記2級試験が不合格だったことです。挑戦した全員手応えがあり、発表を楽しみにしていましたが、まさかの全員が落ちてしまいました。
気持ちを切り替えて、6月の受験に向けて資格取得同好会のメンバーで切磋琢磨して取り組んだところ、3名が合格できてとてもうれしかったです。
飯塚高校だから得られる学びがある
——同じ目標を持つ仲間たちに恵まれた、素晴らしい環境で過ごすことができたのですね。ここからは入試に関することを伺っていきます。まずは、志望校に合格できた要因はなんだと思いますか?
仲間たちと映る中村さん(赤い花の後ろ)
資格取得に力を入れたことです。全商協会に関する検定だけでなく、日商簿記やITパスポート、FPなど、たくさんの資格取得をしたことで、志望校への推薦を得ることができました。
私は2年時から本気で取り組み始めましたが、資格試験を計画的に受験していったことが、合格につながった大きな理由です。
——「計画」というキーワードが出てきました。中村さんのように受験を見据えて、少しずつコツコツ取り組むことが、志望校への切符を勝ち取るために必要なのだと感じさせられます。入試において、ほかに飯塚高校でのどんな経験が役立ったかも教えてください。
面接試験で「商い場」や学園祭での取り組みを伝えられたことです。飯塚高校独自の大学や地域と密に連携した取り組みは、なかなか珍しいと思います。だからこそ、そこで得た学びは唯一無二で、そこを評価していただけたのかなと感じています。
継続力、目標に向かって進む力を身につけた3年間
——今振り返って、飯塚高校で得たものはなんですか? それによりどんな良い影響を受けましたか?
卒業式で仲間と共に
「継続力」や「がんばる力」を得ることができました。検定合格という小さな目標に対して3年間真剣に向き合ったことで、小さな成功体験をたくさん積み重ねることができました。
勉強も毎日欠かさずできるようになりましたし、私生活でも早寝早起きなど続けられそうで続けるのが難しいことも、習慣にすることができました。
——とても貴重な経験をしてこられましたね。では最後に、飯塚高校ではどんな3年間を過ごせるのか、また飯塚高校で過ごすことの良さについて、飯塚高校に興味のある中学生の方にメッセージをお願いします。
飯塚高校では幅広いことに挑戦できます。先生方も協力的に向き合ってくれる方がとても多いです。入学したら自分がやりたいことにチャレンジしてみてください。
——素敵なお話をありがとうございました!
今後も合格者インタビューを不定期で掲載していきますので、どうぞお楽しみに。
中村さんが所属していたトータルライセンスコースは、商業科目の学習をし、日商簿記を中心にさまざまな検定取得にも力を入れています。
就職はもちろん、進学する生徒も多く、簿記の知識を生かして、税理士を目指すために簿記専門学校へ進んだ生徒もいます。
「トータルライセンスコース」について詳しくはこちらを参照ください。