飯塚高校×九州工業大学 情報工学部との連携授業を実施【特進コース】
飯塚高校では10月11日(金)、九州工業大学 情報工学部 飯塚キャンパスにて、九州工業大学連携授業 第一回を行いました。
同授業は1年1組の「情報I」を対象に、九州工業大学 情報工学部と連携して、情報Iの範囲を超えるデータ分析やシミュレーションなどの高度な手法も学びながら探究学習を行う特別授業です。全6回程度の実施を予定しています。
本年度については、九工大のさまざまな専門分野で活躍する教授が各々のデータ活用や分析手法などについて講義をし、実際に学校内や身近にあるデータの分析を生徒たちが演習として行う形を取っています。
その際、校内でのさまざまなデータを同意を得た上で取得し、題材として取り扱うことも検討しています。
※本授業は2025年度に本校の一部クラス(2年1組の授業または選択授業を想定)の探究授業を九工大と連携し、データ分析への学びを深めるにあたり、試験的に実施するものです。
生徒たちの感想は
ここでは生徒たちから九工大の教授陣へ向けて書いた感想レポートから、5人の文章を抜粋してご紹介します。
九工大の研究についても深く知りたくなった
サッカー部の練習でもデータをより生かしたい
AI技術の力や発展を感じる面白い授業だった
スプレッドシートでの学びを授業で生かしたい
データサイエンスを学んで楽しかった
ほかにも、さまざまな感想が寄せられ、生徒たちは大学との連携授業に新鮮味を感じて、楽しんでいた様子です。
飯塚高校のデジタル教育
本校は2024年4月末、文部科学省よりDXハイスクール(※)指定を受け、ICTを活用した多様な授業を実施しています。
(※)全国1,000校程度の高等学校をデジタル教育の拠点として、1校あたり1,000万円を上限にICTを活用した幅広い学びを推進するプログラム。情報や数学などのデジタル技術と理数分野の教科を重視している。
デジタルやAI(人工知能)技術が進化し続ける中、世界で活躍できる人材を育成していくには、早いうちからのデジタル教育は必須といえます。
今後も高度な情報テクノロジーを最大限に活用し、情報や数学を中心に文理横断的・探究的な学びの機会を生徒たちに提供し、デジタル視点を持った人材の輩出に貢献します。