大学の授業が履修可能に。飯塚高校と福岡県立大学が連携教育協定を締結

県立大

飯塚高校と福岡県立大学は8月19日、「連携教育に関する協定」を締結しました。今回の協定により、両校は教育資源を共有し、生徒の学びをさらに広げ、知的好奇心をより深めていく取り組みを進めていきます。

大学レベルの授業を早期に経験し、豊かな知的好奇心を育む

協定の趣旨は、生徒が将来進みたい分野の学習・研究への興味関心を高め、知的好奇心を育むことで、社会に有為な人材を育成することにあります。

具体的な取り組みとして、生徒は科目等履修生または聴講生として大学の授業に参加し、大学の正規の授業を体験できるようになります。履修生については成績評価が行われ、修了証書が交付される仕組みです。聴講生についても、受講証明書が交付されます。

また、大学からの講師派遣や授業配信、両校が共同で企画する連携授業の実施なども予定されています。さらに、大学の附属図書館などの施設を利用できるため、より高度な学習環境に触れることもできます。

連携協定に寄せて——理事長、校長コメント

8月19日(火)には調印式が行われ、両校の理事長や理事・役員が参加し、協定書に調印しました。

また、両校の理事長をはじめとする役員が挨拶を行い、それぞれの立場から協定への期待や今後の展望について述べました。以下に、そのコメントの一部をご紹介します。

福岡県立大学 理事長・学長 柴田 洋三郎さんコメント

「18歳人口が急減していく中、我が国の高等教育には『知の総和』(数×能力)の維持・向上が求められています。今回の飯塚高校との連携協定は、『高大接続』(高校から大学への教育移行)をより円滑にし、『知の総和』の向上につながる大変有意義な取り組みです。

また、福岡県立大学は筑豊地域に立地する公立大学として、『地域社会への貢献』や幅広い世代・多様な人々が学べる『全世代型キャンパス』の理念を掲げています。同じ地域にある飯塚高校との連携を深めることで、目に見える成果が生まれることを大いに期待しています。今後も協議を重ね、双方の強みを生かした様々な取り組みを企画・実施していきたいと考えています」

飯塚高校 理事長・嶋田 吉勝コメント

「筑豊地域に県立大学があることをありがたく感じます。地域社会に根ざしたテーマを持ち、海外からの留学生も積極的に受け入れていることは、飯塚高校の『GLI』とも通じ合います。

嶋田学園には筑豊の子どもたちを多く抱える愛宕幼稚園や日本語学科を有する福岡国土建設専門学校、飯塚高校にも留学生が在籍し、今後の関係拡大も期待できます」

飯塚高校では、これまでも九州大学や福岡大学、九州工業大学、関西大学、慶應義塾大学、近畿大学など、さまざまな大学と連携し、連携授業や特別講義を実施してきました。

今回の福岡県立大学との協定を新たな出発点として、今後も他大学との多様な連携教育の機会をさらに広げていく予定です。

こうした取り組みを通じて、生徒たちは高校在学中から大学レベルの学びに触れることができ、自らの興味や進路をより具体的に考える機会を得ることができます。飯塚高校は、地域や大学と協力しながら、生徒一人ひとりの可能性を広げる学びの環境づくりを目指していきます。