NZロンゴタイカレッジとの協定校提携調印式を実施

NZロンゴタイカレッジとの協定校提携調印式

飯塚高校にて9月28日、ニュージーランドのロンゴタイカレッジと協定校提携に関する調印式が行われました。

これまで両校はオンライン交流を中心に重ねてきましたが、今回の調印式はこれまでの交流を改めて確認し合い、その歩みを記念するセレモニーとして実施されたものです。

当日は、来校いただいたロンゴタイカレッジのKevin Carter校長、本校の旭豊彦校長、学校法人飯塚学園の嶋田吉勝理事長が出席し、正式にMOU(Memorandum of Understanding)への署名が交わされました。

オンライン交流から新たなステージへ

調印式の様子

これまで両校は連携協定に基づきオンラインでの交流を中心に取り組んできましたが、過去には留学生を受け入れた実績もあります。

調印式というフォーマルな場で協定校関係が結ばれたことで、今後は交換留学をはじめとした対面での交流、さらには幅広い国際教育プログラムの展開が期待されます。

ロンゴタイカレッジについて

ロンゴタイカレッジはニュージーランド・ウェリントン中心部から車で約20分の南東に位置する公立の男子校です。

9.7ヘクタールに及ぶ広大なキャンパスを誇り、3面のラグビーフィールド、3面のサッカーフィールドをはじめ、計7つのフィールドやテニスコート、プールなど充実したスポーツ施設を備えています。

ロンゴタイカレッジは文武両道を重んじ、ラグビーをはじめサッカー、バスケットボール、クリケットなどの強豪校であるのに加え、高いレベルの教育を実施していることでも知られています。

こうした「学問とスポーツの両立」を実現している姿は、本校とも共通しています。本校も全国レベルの部活動を有しながら、大学との連携を通じた高度な学術的学びを実現しています。

飯塚高校のグローバル教育

ロンゴタイカレッジとのさらなる交流は、飯塚高校の教育目標である GLI(Global・Local・Individual) の「Global」をより広げ、深める大きな一歩となります。

本校はこれまでにも海外の協定校との連携も進め、生徒たちが多様な価値観に触れられる土壌を築いてきました。多くの留学生を受け入れるとともに、本校生徒たちも交換留学として協定校へ送り出してきました。

また、ネイティブスピーカーの教員を起用し、4技能英語の強化、留学生や海外との交流、グローバルな問題の議論やプレゼンテーションなど、さまざまなグローバル教育プログラムを展開しています。そのようにして、日常的に英語を使いながら学ぶ環境を整えてきました。

今回の提携により、オンライン交流を超えて交換留学や共同学習など、さらに幅広い国際交流が可能となりました。

飯塚高校は地域・社会・世界と多様な学びの舞台を持ち、一人ひとりが個性を発揮できる教育を推進し、今後もグローバルマインドの育成に取り組んでいきます。