NZランギオラ高校から交換留学生を迎え、歓迎セレモニーを実施

NZランギオラ高校交換留学生の歓迎セレモニー

飯塚高校では、協定校であるニュージーランド(以下、NZ)・ランギオラ高校より、交換留学生3名を受け入れました。

本校からは令和7年夏に生徒がランギオラ高校へ交換留学(※)しており、今回はその受け入れプログラムとして、ニュージーランドから生徒を迎える形となります。

※交換留学インタビューは本記事後半でご紹介

また、9月には両校の生徒によるオンライン交流も実施しており、事前に相互理解を深めたうえでの来校となりました。

12月13日(土)から令和8年1月3日(土)までの期間、国際感覚の醸成や語学力向上に関わる実践的な学びの場の創出、ならびに協定校との友好促進を目的とした、さまざまなプログラムを実施します。

12月15日(月)には、本校聖堂にて歓迎セレモニーを行い、生徒・教職員が心を込めて留学生を迎えました。

温かな歓迎セレモニーを実施

歓迎セレモニーにはグローバル研究部とバトン部が参加しました。

司会進行はグローバル研究部の生徒2名が担当し、終始和やかな雰囲気の中で進行しました。

はじめに旭豊彦校長から、留学生の来日・来校を歓迎する挨拶があり、本校の教育目標であるGLI(Global・Local・Individual)のうち、特に「Global」の分野において大切にしている国際理解や交流への思いが語られました。

生徒会長の田中蓮さんからのメッセージ

続いて、生徒会長の田中蓮さんからは、同世代として交流できることへの喜びと、学校生活をともに楽しみたいという温かいメッセージが送られました。

ランギオラ高校から来校した3名の交換留学生による挨拶

ランギオラ高校から来校した3名の交換留学生による挨拶では、日本での生活への期待や飯塚高校での学びを楽しみにしている想いが伝わり、会場からは温かい拍手が送られました。

バトン部による歓迎パフォーマンス

バトン部による演技

その後は本校バトン部による演技が披露されました。

パフォーマンス後のバトン部メンバーと交換留学生たち

パフォーマンスを通して、言葉の壁を越えた交流の時間となり、留学生の表情にも笑顔が見られました。

NZランギオラ高校交換留学生の歓迎セレモニー

セレモニーの最後には、参加者全員で集合写真を撮影しました。国境を越えた交流の第一歩を記念する1枚となりました。

日本の歴史や文化に触れるプログラムも用意

小倉城周辺の北九州市内ツアー

歓迎セレモニー翌日の12月16日(火)には、北九州市内ツアーを実施しました。小倉城周辺を中心に、日本の歴史や文化、産業などに触れるプログラムとなっています。

小倉のフォトスポットで記念撮影

本ツアーには、ランギオラ高校交換留学生3名とホームステイ受け入れ生徒4名、引率教員2名が参加しました。

リバーウォーク北九州のクリスマスツリー前で
リバーウォーク北九州のクリスマスツリー前で

このほか、留学生はホームステイをしながら授業や茶道体験などの部活動、学校行事などに参加し、日本の高校生活を体験する予定です。

今回の交換留学生受け入れは、本校にとって生徒一人ひとりが異文化を身近に感じ、学び合う貴重な機会となります。今後も交流の様子を随時発信していく予定です。

ランギオラ高校留学経験者のインタビュー

英語は得意じゃないけど世界に触れたい! 1年生で叶えたNZ交換留学【特進グローバルコース・原田佳音里さん】

「伝えたい気持ちがあれば伝わる」と気づいた。1年生で叶えたニュージーランド交換留学【特進グローバルコース・田中凛さん】

3度の交換留学経験を経て「自ら動くことで可能性が広がる」と知った【特進グローバルコース・吉原芽生さん】

飯塚高校のグローバル教育について

飯塚高校とランギオラ高校が協定校となった背景には、約10年前、本校に交換留学生として在籍していた一人の生徒の存在があります。

当時、飯塚高校で学んだその生徒は、現在ランギオラ高校で日本語教師として勤務しており、そのご縁をきっかけに両校の交流が深まり、協定校としての関係が築かれました。

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本校はグローバル教育に力を入れています。

ニュージーランド(ワイヌイオマタ高校、ランギオラ高校)のほか、韓国(釜山観光高校)、タイ(インターキッズ・バイリンガルスクール(IBS))、中国(第十六中学校、信男教育学園)、カナダ(ヴィクトリア高校)など、5カ国9校の協定校を持ち、短期交換留学などの交流機会を持っています。

そのほか、アメリカ、ベトナムなどの多様な国々からも留学生を受け入れ、グローバル教育に関する幅広い機会を提供しています。

授業を含む日常はもちろん、体育祭や学園祭の海外協定校関連の演目などでも、国際交流を積極的に行い、GLI(※)全体の取り組みを通して、次世代を担う人材育成に努めています。

※Global(グローバル)・Local(地域)・Individual(個性)

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