【合格者インタビュー】西南学院大学 外国語学部 外国語学科 信田桜矢香さん(特進グローバルコース)

信田桜矢香さん(特進グローバルコース)

令和7年度 総合型選抜において、飯塚高校では多くの生徒が志望大学への合格を勝ち取りました。今回は、グローバル部での活動や留学、地域・社会との関わりを通して学びを深め、西南学院大学  外国語学部 外国語学科 に合格した信田桜矢香さん(特進グローバルコース3年生)に、飯塚高校での3年間の歩みと進路選択についてお話を伺いました。

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「失敗が怖い」から「まずやってみる」へ。挑戦を重ねた3年間

——最初に、高校生活全体について伺います。振り返ってみて、どんな3年間だったと感じていますか。

「挑戦を通して、自分の考え方が大きく変わった3年間」だったと思います。入学当初の私は、自分の能力にあまり自信がなく、失敗したらどうしようと考えてしまい、新しいことに一歩踏み出す前に諦めてしまうこともありました。

ですが、飯塚高校で過ごす中で、留学やグローバル研究部での活動、地域や社会と関わる取り組みなど、さまざまな経験に挑戦する機会がありました。最初は不安もありましたが、実際にやってみることで、「まず行動してみることが大切なんだ」と思えるようになっていきました。

うまくいったことばかりではありませんが、一つひとつの経験を重ねるうちに、考え方や行動が少しずつ前向きに変わっていったと感じています。今回の大学合格は、そうした3年間の積み重ねの結果だと思っています。

——そうした考え方の変化は、実際の行動や経験の中で、どのような学びとして表れていきましたか。Global、Localで活動をする中で、特に印象に残っていることがあれば教えてください。

考え方が変わったことで、「身の回りには、実はたくさんのチャンスがある」ということに気づけるようになりました。そして、そのチャンスを待つのではなく、自分で掴みにいくことの大切さを学びました。

交換留学や大阪・関西万博への参加も、誰でも自動的に参加できるものではありませんでした。「やってみたい」と思ったときに手を挙げ、自ら動いたからこそ実現できた経験だったと思います。「まずは行動すること」を選んだからこそ視野が広がり、自信にもつながっていきました。

大阪・関西万博への参加風景

——そうした経験を重ねたことで、将来や大学生活に対する考え方には、どのような変化がありましたか。

大学に進学してからも、挑戦する機会はたくさんあると思います。高校時代に経験した「チャンスは自分で掴みにいくものだ」という感覚を忘れず、これまでの経験を自信にして、これからも新しいことに挑戦していきたいと考えています。

「やってみたからこそ見える景色がある」という実感は、これからの学びや将来の選択においても、大切な軸になっていくと思います。

迷いながら考え続け、自分なりの答えにたどり着いた進路選択

さまざまな挑戦を重ねる中で、少しずつ視野を広げていった信田さん。一方で、「この先、自分はどんな道に進みたいのか」という問いと向き合う時間も増えていきました。

——高校生活の中で、進路について考えるようになったきっかけは、どんなタイミングでしたか。

飯塚高校では、1年生の頃から志望校などに関するアンケートがあり、そのたびに自分の将来について考える機会がありました。

最初は漠然としていましたが、書き出したり、先生と話したりする中で、「今の自分は何に興味があるのか」「どんな学びをしたいのか」を少しずつ整理できるようになっていったと思います。

早い時期から考える機会があったことで、焦らずに自分のペースで進路と向き合えたことは大きかったと感じています。

——進路について悩んでいたとき、印象に残っている出来事はありますか。

志望校については、ギリギリまで迷ってしまいました。「しっかり考えなければいけない」という気持ちはあるのに、どう考えればいいのか分からず、頭がいっぱいになっていた時期があります。

そんな中で、先生方が親身になって話を聞いてくれて、いろいろな視点からアドバイスをくれました。その積み重ねの中で、少しずつ考えが整理され、最終的に自分なりの答えを見つけることができたと思います。

また、先生方と話を重ねる中で、「この先生たちとなら、受験を乗り越えていけそうだな」と思えたことが、受験に向かう大きな支えになりました。

——最終的に進路を決めるうえで、大切にしようと思えたことは何でしたか。

「自分の心と向き合い、自分で決断すること」です。そう思えるようになった背景には、担任の本先生との関わりがありました。

本先生は、学校生活のことからプライベートな話まで、どんなことでも丁寧に聞いてくれる存在でした。進路に悩んでいたときも、忙しい中で時間をつくり、私が納得するまで何度も話を聞き、アドバイスをしてくれました。

「周りの先生たちが、いろいろな視点からアドバイスをしてくれると思います。それはとてもありがたいことです。その上で、最終的に信田さんがやりたいことを、私は応援します」

本先生のこの言葉は、今でも心に残っています。

周りの意見を受け止めながらも、自分自身に問い直し、納得できる答えを探す。そのプロセスを経て進路を選べたことが、今につながっていると感じています。

苦手な小論文と向き合い、支え合いながら乗り越えた受験期

——ここからは入試に関する具体的なお話を伺っていきます。特に苦労したことは何でしたか。

一番大変だったのは小論文です。私の入試方式は、事前に指定された課題図書を読み、その内容を踏まえて本番で小論文を書く形式でした。

もともと読書が得意なほうではなく、小論文もほとんど書いたことがなかったため、「苦手なものが全部詰まった試験だ」と感じ、何度も諦めそうになりました。

——「もう無理かもしれない」と感じた瞬間はありましたか。

課題図書の内容が理解できず、小論文も書けなくて、気持ちが折れそうになることは何度もありました。

それでも、放課後遅くまで教室に残っていると、同じように受験に向き合っているクラスメイトの姿がありました。友達と「頑張ろう」「応援してるよ」と声をかけ合えたことは、大きな支えになりました。

応援してくれている人たちに良い報告を届けたい、そう思えたことで、気持ちを立て直すことができました。

——その後、受験に向かう上でどんな関わりが支えになりましたか。

小説の読み方や小論文の書き方について、先生方が一から教えてくれたことです。色ペンを使って内容を整理する方法など、慣れない私にも分かる形で説明してもらえたことは、とても助かりました。

毎日少しずつ練習を重ねる中で、書くことへの苦手意識が薄れていきましたし、「これなら書けるかもしれない」という感覚を持てるようになりました。その積み重ねがあったからこそ、入試当日は落ち着いて小論文に向き合うことができたと思います。

「やりきった」と言える経験が自分を成長させる

——将来の夢や今後の目標を教えてください。

まだ将来の夢が明確に決まっているわけではありませんが、飯塚高校での経験や自分の強みである英語を生かし、国内外で活躍できる人になりたいと考えています。

次の進路でも学びと実践を重ね、多くの人と出会いながら、世界を見る視野を広げていきたいです。

——この先、大学受験を迎える後輩へアドバイスをお願いします。

「失敗したらどうしよう」「自分には無理かもしれない」と思って選択を避けてしまうと、あとで後悔すると思います。できないと思うなら、できないなりに本気で向き合ってみてほしいです。

私自身、苦手だった読書や小論文に人の倍以上向き合ったことで、本番では自信を持って臨むことができました。結果がどうであれ、「やれるだけのことをやった」「やりきった」と自信を持って言える経験は、次のステップに進む力になると思います。

——最後に、飯塚高校に興味を持っている中学生へのメッセージをお願いします。

この3年間を振り返って伝えたいのは、飯塚高校は、自分の「好き」や「得意」を大切にしながら、それを将来につなげていける学校だということです。

それぞれの生徒が持っている興味や強みに目を向け、それをどう生かしていくかを一緒に考えてもらえる環境がありました。

自分の得意なことを深めたい人にとっては、挑戦できる機会があり、まだ「これが好き」「これが得意」と言えるものが見つかっていない人でも、さまざまな考え方や得意を持った生徒、先生と関わる中で、自分なりの強みに気づくきっかけがあると思います。

私自身も、これまでの経験を通じて「まずやってみること」や「自分で考えて選ぶこと」の大切さを学びました。飯塚高校は、そうした一歩を踏み出すきっかけを与えてくれる場所だと思っています。

——素敵なお話をありがとうございました。

今後も合格者インタビューを順次掲載していきますので、ぜひご覧ください。

「特進コース(※)」について詳しくはこちらを参照ください。
※令和8年度より「探究プロジェクト」に名称変更

※記事内容は取材当時(2026年1月)のものです。
※写真は信田さんよりご提供いただきました。