規格外野菜を活用した料理教室とスープ販売を実施【生徒会活動報告】

規格外野菜を活用した料理教室とスープ販売を実施【生徒会活動報告】

飯塚高校 生徒会は3月15日(土)、飯塚本町商店街にて小学校4年生から6年生を対象に、規格外野菜を使ったミネストローネの料理教室を行いました。また、作ったミネストローネを一杯300円で販売しました。

この活動は、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本(※)およびSAPジャパン株式会社のサポートを受けた「ソーシャル・アイ・キャンプ」のプログラムの一環となります。デザイン思考を学んだ生徒たちが、地域のフードロス削減や商店街の活性化を目指し、さまざまな取り組みを行っています。

※飯塚高校は2023年4月25日、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本と、全国の高校で初めての連携協定を締結し、下にご紹介するような取り組みをこれまでにも行ってきました。

ミネストローネを購入いただいた方からは「具材がたっぷりで美味しい」などのうれしいお声も多数いただきました。

当日ご参加いただいた皆様、お買い求めいただきました皆様、ありがとうございました。

【関連記事】飯塚本町商店街にて3月16日、規格外野菜で作るトマトスープを販売

飯塚高校×ソーシャル・アイ・キャンプのこれまでの活動

飯塚高校生徒会では、地域のフードロス削減や商店街の活性化を目的に、過去にもさまざまな活動を行ってきました。2024年実施の取り組みをご紹介します。

2024年8月3日には、飯塚市商店街で行われた「夜市」で、フードロス解消をテーマとした出店を行い、JA嘉穂様から提供いただく規格外野菜(アスパラガス)を冷製スープにしたものを販売しました。

同年3月16日には、飯塚本町商店街内シルバー人材センターにて、JA嘉穂様から提供いただく規格外野菜(トマト、ブロッコリー)を用いて、地域の小学生とその保護者とともにトマトスープを作って販売した実績があります。

活動の目的

飯塚高等学校ロゴ

本活動では、飯塚高校が展開する「Global(グローバル)・Local(地域)・Individual(個性)」を中核とした教育活動のうち、特に教室ではなかなか学べない「身近な社会と関わりながらコミットする力」をLocalで実践的に学び、体験します。

飯塚市のフードロス問題の解決に取り組むと同時に、商店街の活性化を行うこと、SDGs活動における11.12.17の目標達成、前述のGLIのうち「L」と「I」に大きく貢献することを目的としています。

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