「マレーシア派遣研修」出発前インタビュー【特進グローバルコース・今村謙太さん】

飯塚高校では、提携する5ヶ国9校の協定校への交換留学や各種海外派遣プログラム、ネイティヴスピーカーの指導のもと行われるグローバル・インテンシヴ、IE(Integrated English)などのグローバル教育プログラムなど、生きた英語を学ぶ機会を積極的に提供しています。
その一環として7月26日(土)〜8月3日(日)、EnCube Labsとタイガーモブが主催するマレーシアでの国際ブートキャンプ(以下、マレーシア派遣研修)に生徒を派遣します。生徒はクアラルンプールにあるアジア・スクール・オブ・ビジネス(MIT/マサチューセッツ工科大学 連携校)で研修に参加します。
本校では5月19日(月)、EnCube Labs設立者で、元MIT客員研究者のラジェッシュ・ナイルさん、共同代表の白川寧々さんに特別授業「誰でもできるアントレプレナーシップとグローバル世界で自由に生きる方法」を行っていただきました。
さらに6月23日(月)には、DXハイスクール対象授業のひとつとして、IEを受講する特進アカデミックコース、特進グローバルコースの1年生を対象に「MITコラボ授業」第1回目を行っています。マレーシア派遣研修もこれらの特別授業を機に実現しました。
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今回のマレーシア派遣研修に参加するのは、特進グローバルコースに在籍する3年生の今村謙太さんです。本研修に参加し、世界中の同世代とともに最新のテクノロジーを学び、実践する予定です。出発を目前に控えた今村さんに、プログラムへの期待や将来の展望について話を聞きました。
「テクノロジーを深めたい」マレーシア派遣研修への意気込み
――マレーシア派遣研修のどんなところに興味を持ち、エントリーしましたか?
世界中から集った同世代のメンバーとチームを組んで、自分がかねてから深めたいと思っていたテクノロジーやプログラミングを通じてモノづくりをするところに興味を持ってエントリーしました。
――マレーシア派遣研修で「これだけは達成したい!」と思っていることはありますか?
1週間という限られた期間ですが、現地での課題に全力で取り組み、期限までにアウトプットを完成させたいです。
――マレーシア派遣研修を終えたあと、どんな自分になっていたいですか?
向こうではチャレンジする機会がたくさんあると思います。そのなかで、いろいろな価値観や考え方に触れて視野を広げ、失敗を恐れずに挑戦できる自分になりたいと思っています。
海外大学進学を視野に。進路・将来の目標
――現在、アメリカの大学進学を目指していると伺いました。今回のマレーシア派遣参加もその準備の一環だとか。派遣終了後も海外進学アドバイザーの白川寧々さんから、海外進学に向けたアドバイスを受けると伺っています。今村さんが海外での学びを意識したきっかけは何ですか?
日本にいると、どうしても周りのみんなと同じような思考や行動を取ってしまう傾向があると考えています。
一方、アメリカだと多種多様な国・地域から人が集っていることもあり、いろいろな価値観や考え方に触れることができるのではと思いました。
そんな環境のほうが本来の自分を出せたり、より自分らしく生きられるのではとも感じています。
――アメリカの大学では何を学びたいと考えていますか?
マーケティングを学びたいです。将来、商品を売ったり広めたりする仕事に就きたいと考えています。そのためには「まず、知ってもらう」ことが重要で、知ってもらうための手法としてマーケティングの力が必要だと感じています。
――将来的にはアメリカで働きたいと考えていますか?
はい。理想としては、アメリカで最新のマーケティング知識を学び、そのまま現地で働くことを目指しています。
読者へのメッセージ
――最後に、このインタビューを読む中学生や保護者の方へメッセージをお願いします。
飯塚高校では英語の授業が多く、ディスカッション形式で発表する機会もあります。また、今回のような海外派遣プログラムも豊富です。
協定校としての取り決めで、現地の授業料やホームステイ費用がかからないプログラム設計がされていて、少ない金銭的負担で交換留学ができます。その点で、グローバルへの挑戦をしやすい環境だと思います。
ほかの高校ではなかなかできない経験が、ここではたくさん叶います。ぜひ飯塚高校に来て、積極的に海外に挑戦してみてください。
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「失敗を恐れずに挑戦できる自分になりたい」。そう語る今村さんの姿勢には、自分の未来を自ら切り拓こうとする力強さがありました。
飯塚高校の充実したグローバル教育環境と多様な挑戦の機会。それらを生かしてマレーシア研修派遣へ飛び立つ今村さんは、現地でどんな体験をして、どんな学びを得て、どんな想いを抱くことになるのでしょうか。帰国後もインタビューを行う予定です。
グローバル教育に力を入れている本校では、今村さんのような海外大学への進学を目標とする生徒の夢も支援しています。今後も飯塚高校では、世界とつながる教育機会の提供に力を入れてまいります。
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※記事内容は取材当時(2025年7月)のものです。