飯塚高校サッカー部出身（2023年度卒）のJリーガーで、今季からファジアーノ岡山に所属する藤井葉大選手が5月19日（日）、J2 第16節 ヴァンフォーレ甲府戦でリーグ戦デビューを果たしました。

リーグ戦でのスタメン起用も初でしたが、前後半ともに落ち着いたプレーでチームに貢献し、SNSにもファンから多くの声が寄せられています。

「リーグ戦デビューとは思えないくらい堂々としたプレー」「胸が熱くなりました」など、試合を見た人の心を動かしていました。

この日、ファジアーノは2対0で勝利し、5試合ぶりの勝利を手にしています。

試合後インタビューに応じた木山隆之監督は、藤井選手の起用について尋ねられ、「いろいろな選択肢を考えていましたが、神様が『藤井を使え』と言ったような……」と声をつまらせていました。

さらに、藤井選手のプレーをどう評価するか聞かれ、「よくやったんじゃないですか。こういう感情で選手を見るって、なかなかないのですが」と涙ぐみながら語っていました。

次の試合はJ2 第17節 ベガルタ仙台戦で、5月26日（日）に予定されています。

前日の5月25日（土）には、サッカー部が「令和6年度 福岡県高等学校サッカー大会」（兼 第76回全九州高等学校サッカー競技大会県予選・令和6年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選）4回戦に出場します。

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サッカー部、藤井選手をはじめとするサッカー部OBへの温かい応援をいただけましたら幸いです。

飯塚高校サッカー部について

飯塚高校サッカー部は「（試合や大会での）勝ち」というゴールではなく、「選手一人ひとりの人生というゴール」「勝利のその先」を見据えた指導の下、運営されています。

サッカー部のスローガン「兎を追い越す亀となれ」には、「周りと比較するのではなくて、自分の目指した夢に向かって一生懸命努力しよう」との想いを込めています。

「選手全員がサッカーを通して個性を磨き、夢を実現し、卒業後もずっと幸せな人生を送ってほしい」「自分が磨き抜いた個性を“3つ”掛け合わせて、100万分の1の人材になり、この時代を生き抜いてほしい」と願っています。

そのため、サッカー部在籍中、サッカーだけに励むことはありません。自身の興味のある学問領域をはじめ、好きなこと、興味関心のあることを徹底して追求し、周りとは違うその人らしさを備え「希少性のある人」へと成長していける環境を用意しています。

サッカー部での活動×グローバルな活動×ローカルな活動など、サッカー部の“外”にあるさまざまな挑戦や活動が評価され、総合型選抜で第一志望の大学への合格を勝ち取る部員も大勢います。

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