街なか学園祭に向けてビジネスの基礎を学ぶ|福岡大学連携授業を実施【進路ブログ#6】

福岡大学連携授業

飯塚高校では、1年生ネクストプロジェクト(総合学科)の「産業社会と人間」の授業で、福岡大学商学部・飛田ゼミ(飛田努 准教授)の学生による連携授業を行いました。

今回のテーマは、本校が毎年秋に開催する「街なか学園祭」に向けた模擬店の企画づくりです。入学してから約2か月が経った1年生が、学園祭を自分たちの手でつくりあげていくために、アントレプレナーシップやビジネスの基礎を学びました。

授業では、学園祭の模擬店や企画を題材に、売上・費用・利益といったビジネスの基礎を学びながら、来場者にとっての価値や見せ方について考えました。

1年生にとって、街なか学園祭はこれから本格的に関わっていく大きな学校行事です。本連携授業に先立ち、6月1日には、これまで街なか学園祭を中心となって推進してきた嶋田吉朗 常務理事・校長補佐、企画広報部 部長の堀之内翼先生が登壇し、街なか学園祭の取り組みやその意義について、1年生に向けてレクチャーしました。

そのうえで、6月15日・22日の授業では、福岡大学の学生が各クラスに入り、グループワークを中心に授業を進めました。生徒たちは自らの経験をふりかえりながら、「どのような商品やサービスなら来場者に喜んでもらえるのか」「その企画はどのように伝えれば魅力が伝わるのか」を考えていきました。

生徒たちは、企画のターゲットを小さな子どもにするのか、高齢の方にも楽しんでもらえるものにするのか、あるいは幅広い来場者に向けた企画にするのかを考えながら、来場者の姿を思い浮かべ、模擬店や企画の内容を具体的に固めていきました。

ワークシートを使ってアイデアを整理し、POPデザインなどの見せ方についても、福岡大学の学生からのアドバイスを受けながら考えていきました。

企画を考えるだけでなく、それを「伝わる形」にすることも大切なステップです。6月29日には、音楽科の大島拓巳先生によるCanva講座が開催され、ポスター制作に取り組む生徒たちをサポートしました。校内の先生と福岡大学の学生が、それぞれの立場から生徒たちの企画づくりを後押ししています。

現在は、今回学んだことをもとに、生徒たちは2人1組となって学園祭企画のプレゼンテーション準備を進めています。ペアで役割を分担し、プレゼン原稿を書く生徒とCanvaを使ってポスターを制作する生徒に分かれながら、大学生から学んだビジネスの視点を「伝わる形」へとまとめているところです。

ネクストプロジェクトのクラスは、アスリート、事業家、エンジニア、パティシエと4つあり、さまざまな専門分野を学ぶ生徒が在籍しています。興味関心や得意分野が異なる仲間と話し合いながら一つの企画を考えることは、社会に出てからも必要となる合意形成や協働の力を育てる機会にもなります。

今後は、夏季休業前までプレゼン制作に取り組み、休み明けには各クラスで学園祭企画のプレゼン大会を行う予定です。今回学んだビジネスの視点を生かしながら、自分たちの企画をさらに磨き、街なか学園祭での実践につなげていきます。

「自分たちがやりたいこと」を考えるだけでなく、「相手にとって価値があるか」「どうすれば伝わるか」「実現するために何が必要か」まで考える経験は、将来の進路を考えるうえでも大切な力になります。

街なか学園祭に向けた1年生の挑戦は、ここからさらに本格化していきます。今回の学びを出発点に、生徒たちがどのような企画を生み出していくのか、今後の取り組みにもぜひご注目ください。