「フリーファッションウィーク」開催。写真や動画で振り返ります

飯塚高校では、教育目標GLI(Global・Local・Individual)に基づき、生徒一人ひとりの自主性と主体性を育むための取り組みを行っています。
5月21日(水)〜23日(金)、全校生徒を対象に、自分らしさを見つめ、表現するGLIウェア「フリーファッションウィーク」を実施しました。

生徒たちにとって、自分自身が心地よくいられることだけでなく、周囲との調和や社会とのつながりも意識しながら、装いを主体的に選ぶことを通じて、自己表現を考える3日間となりました。
フリーファッションウィーク期間中に撮影した生徒たちの写真や動画、コーディネートを考える上で大事にしたことなどのコメントをご紹介します。
生徒たちが自ら考えたコーディネートを紹介

まずはじめに、主にサッカー部と吹奏楽部の生徒たちが集った写真です。今すぐにでも運動できそうなスポーティでカジュアルなスタイルを選択した生徒が目立ちます。
動画でミニインタビュー #1
続いて、サッカー部3年生のふたりにミニインタビュー。吉田さん(左)は半袖短パン、大橋さん(右)はゆるっとしたボトムスにトップスをインするスタイルを選んでいます。
この日のコーデについて、吉田さんは「動きやすさを感じた」、大橋さんは「じめっとした湿度の高い日に、天候に合った服を選べてうれしい」と、感想を語っています。
続いては女子のファッションをチェック。

「吹奏楽部のかわいい猪デザインのシャツ(これがいいんです!)」(左)
「ティッシュみたいなシャカシャカした素材のトップスを選びました」(右)

「緑色が好きなので、緑色が入っている服を選びました。体型カバーを意識したゆるやかなラインのボトムス、背中の柄がポイントです」(右)

モノトーンのクールなスタイルで登校してきた女子も。白シャツできちんと感を出しています。

トップスやボトムスとのバランスを考えた羽織モノも選んでいます。

特進コースの生徒たち。男子は目を惹くきれい色のシャツをチョイス。奥の女子もシャツスタイルでキリリと。手前の女子は味わいのあるデニムを。

動画でミニインタビュー #2
学校外で詩吟を習っている生徒は、和を意識した羽織モノをチョイス。ネクタイとの和洋ミックスで個性的に。
生徒たちそれぞれが自身の考えを持って、個性を表現しながらも、周囲や社会と調和するスタイルを選択した3日間となりました。
フリーファッションウィークについて
【実施概要】
■GLIウェア「フリーファッションウィーク」
■実施日:令和7年5月21日(水)〜23日(金)
■対象:全校生徒
【注意事項】
・ピアス穴開け、染髪、パーマ、眉剃りなどの「元に戻せない行為」や制服の改造は禁止とし、TPOに応じた節度ある表現を心がけること
・フリーファッションウィークでは、メイクや頭髪については通常の校則に準じ、鞄は教科書等が入る大きさのものとし、高価なものは控えること
以上を事前にアナウンスしています。
近日、本プロジェクトに関してアンケートを行い、生徒一人ひとりの感じたことや学びを振り返ります。
集まった声や当日の様子については、後日、写真やアンケート結果とともに改めてレポートとしてお届けする予定です。
さらに今後は日本メイクアップアーティスト協会による講演会(6月以降で調整中)も予定しており、見た目を通して「社会とのつながり」についても学んでいきます。
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