製菓部「arc-en-ciel」チームが「第17回スイーツ甲子園」優勝(文部科学大臣賞)
飯塚高校製菓部の「arc-en-ciel(アルカンシエル)」(2年生のチーム)は9月16日(月・祝)に開催された「第17回スイーツ甲子園 高校生パティシエNo.1決定戦 Supported by 貝印」の全国大会決勝に出場し、優勝(文部科学大臣賞)を果たしました。
飯塚高校としては4年連続10回目の全国大会決勝出場、2009年・2022年に続く3度目の優勝となります。
今回のテーマは「アニバーサリーケーキ」で、arc-en-cielの3人は「母の日」をテーマにしたケーキ「chouette(シュエット)」を制作しました。
本校製菓部はスイーツ甲子園全国大会の常連校です。好成績を残したあとは、同大会主催の貝印さまや協賛企業のタリーズさまなどとのコラボスイーツを提供するなど、学校の外の社会とつながりながら活動を広げています。
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今回は優勝チームとして、タヒチを本拠地とする航空会社・エア タヒチ ヌイから「タヒチ研修旅行」が贈られました。今後、3人は「タヒチ研修旅行」に向かい、現地でお菓子の知見を増やし、新たな学びに触れる予定です。
全国大会決勝優勝チームのコメント
今回「arc-en-ciel」チームの3人から、全国大会決勝での優勝を振り返り、ひとりずつコメントをもらいました。
「母の日をテーマに、“お母さんがこれからも幸せに、笑顔でいてほしい”という思いを込めて作りました。今回たくさんの方々が応援してくださったので、良い報告ができるように決勝に挑みました。優勝を告げられたときはうれしくて涙が出ました。3人でここまでがんばってこられて最高のケーキができたので、良いチームだと思っています。タヒチ研修旅行ではいろいろなスイーツを知っていき、自分の将来の夢に近づいていけたらいいなと思います」(鶴綾菜さん)
「私たちの作品のテーマは母の日なので、まずはいつも私たちを大事に育ててくれるお母さんに感謝の気持ちを込めてケーキを作りました。また、ここまで来られたのは周りの支えてくださった方々のおかげでもあるので、たくさんの人に恩返しができるようにという思いで決勝に挑みました。優勝して、まずはうれしかったのと、ふたりがいたからここまで来られたし、最高のケーキが作れたと思っています。また、タヒチ研修旅行も控えているので、そこでたくさんの初めての味を見つけて、学べることを吸収していこうと思います」(野上こころさん)
「いつも私たちの成長を温かく見守ってくれるお母さんに向けて、たくさんの感謝を込めた母の日のケーキを作りました。ここまで来られたのは支えてくださった方々がいたからだと思っています。お世話になった方たちに恩返しをしたいという思い、また先輩たちの思いを背負って決勝大会に挑みました。優勝してとてもうれしかったですし、ふたりがいなかったらここまで来られなかったと思います。ふたりがいたからこそ、辛いことや大変なことも乗り越えられたので、ふたりには感謝しかありません。タヒチ研修旅行では知らないお菓子のことをたくさん知り、味や酸味の勉強をして次につなげていきたいと思います」(福田陽菜さん)
製菓部「arc-en-ciel」への応援をいただきまして、ありがとうございました。今後も製菓コース及び製菓部一同への応援をいただけますとうれしいです。
飯塚高校製菓コースについて
本校のある筑豊エリアは、全国的に有名なお菓子の発祥地です。江戸時代に旧長崎街道沿いに伝わった南蛮菓子、石炭産業の隆盛と共に開発されていった数々の銘菓で知られます。
製菓コースでは、その伝統技法や知識の継承と若い感性による新しい菓子文化の創造を踏まえ、和洋の製菓実習や理論、衛生学なども学びます。
3年生を中心に、企業または個人経営の菓子店にご協力いただく形での校外実習の機会も設けています。
職業や勤労についての知識・理解を認識し、菓子に関する見方や考え方、働く意義など、生徒自身が進路選択の一環として行っています。
菓子作りに夢や憧れを持つ人、将来のパティシエを目指す人にふさわしい専門コースです。
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