【インターハイ】陸上部・駅伝部が全国の舞台で健闘。中嶌咲太選手が800m決勝進出

滋賀県で開催されたインターハイ(全国高等学校総合体育大会)に、飯塚高校の陸上部・駅伝部の選手たちが出場しました。
全国から集まった強豪選手を相手に、それぞれが力を発揮しました。駅伝部の中嶌咲太選手(3年)は、男子800m予選を3組1着で通過し、タイムレース決勝への進出を果たしました。
今回は、選手たちとともに全国の舞台に臨んだ陸上部顧問の中村久充先生、駅伝部顧問の佐藤幸之助先生によるレポートをもとに、全国の舞台で繰り広げられた各選手の戦いを大会初日から順に振り返ります。
走高跳・坂本綜太郎選手|来年のリベンジを誓う

大会初日、男子走高跳に2年生の坂本綜太郎選手が出場しました。
試技は1m98からスタート。自己記録1m97の坂本選手にとって、最初から自己ベストを上回る高さへの挑戦となりました。3回の試技はいずれも惜しくもバーを越えることができませんでしたが、全国の舞台で果敢に挑みました。
まだ2年生の坂本選手。全国の舞台で得た今回の経験を、来年の再挑戦へとつなげていきます。
1500m・中嶌咲太選手|全国のスピードを体感

男子1500mには、駅伝部の中嶌咲太選手(3年)が出場しました。
ハイペースで進むレースの中でも集団に食らいつき、落ち着いてレースを組み立てました。終盤は全国トップレベルの選手たちのラストスパートに及ばなかったものの、3分58秒40で14着。続く800mでの決勝進出を目指し、気持ちを切り替えました。
5000m・矢野未来翔選手|蒸し暑さの中、先頭集団を追う

大会4日目には、駅伝部の矢野未来翔選手(3年)が男子5000m決勝に出場しました。
気温29度という蒸し暑いコンディションの中、序盤は位置取りを冷静に見極めながら、自分のペースをつかみました。2000m手前から前方へ進出し、先頭集団を追う積極的な走りを見せます。
九州大会と同じような展開に持ち込みましたが、全国大会ではそこからさらにペースが上がり、結果は14分53秒02で第1組17着。それでも、全国の強豪を相手に最後まで力を尽くしました。
ハンマー投・川島京介選手|限られた試技で記録を残す

大会5日目、男子ハンマー投に陸上部の川島京介選手(3年)が出場しました。
通常の大会とは異なり、今回の予選で与えられた試技は2回。周囲の選手が1投目からファールとなる緊張感の中、川島選手は最初の一投で52m58の記録を残しました。
2投目は記録更新を狙って果敢に攻めましたが、力が入ったことで惜しくもファール。Aグループ15位で競技を終えました。
現地入りしてからも毎日練習を重ねていただけに、本人にとっては悔しさの残る結果となりましたが、全国の舞台で最後まで攻める姿勢を貫きました。
三段跳・安部蒼亮選手|冷静に自分の跳躍を貫く

男子三段跳には、陸上部の安部蒼亮選手(3年)が出場しました。
1本目から15mを超える記録が出るハイレベルな予選の中でも、周囲に惑わされることなく、自分の跳躍に集中。2本目に14m55まで記録を伸ばしました。
決勝進出ラインを目指した3本目は、さらに攻める跳躍を見せましたが、記録更新には届かず、Aグループ13位となりました。
19時からの試技開始という、これまで経験したことのない時間帯での競技にも、コンディションを入念に整えて臨む姿が印象的でした。
800m・中嶌咲太選手|予選1着で決勝へ、全国の舞台で力走

1500mに続き、中嶌選手は男子800mにも出場しました。
1500mでは持ち味を十分に発揮できなかった経験を踏まえ、800mではレースプランをしっかりと見極めてスタートラインへ。スタート直後から焦ることなく、自分の力を発揮できる展開へと持ち込みました。
最後は持ち味のラストスパートで競り勝ち、1分54秒20を記録。予選第3組を1着で通過し、見事、決勝進出を決めました。

大会6日目に行われた800m決勝。中嶌選手が出場した第1組は、優勝者と準優勝者が生まれる非常にハイレベルな組となり、序盤から速いペースでレースが進みました。
その中でも中嶌選手は自分を見失うことなく、しっかりとペースをつくり、最後まで前の選手を追い続けました。記録は1分56秒88。第1組8位という結果で、インターハイを締めくくりました。
今大会では、1500m、800m予選、800m決勝と、全国の舞台で3本のレースを経験しました。そこで得た手応えと課題を、秋の駅伝へとつなげていきます。
全国で得た経験を、次の挑戦へ
今回のインターハイでは、思い描いていた結果に届かず悔しさを味わった選手もいれば、決勝進出という成果を残した選手もいました。それぞれが全国のレベルを肌で感じ、自身の現在地と向き合う貴重な大会となりました。
陸上部・駅伝部の選手たちは、それぞれの進路を見据えながら、さらなる記録更新や次の大会、そして全国高校駅伝の舞台・都大路を目指します。インターハイで得た経験を力に変え、それぞれの新たな挑戦へと歩みを進めます。
大会期間中、現地やライブ配信を通じて多くのご声援をいただき、ありがとうございました。今後も陸上部・駅伝部への温かい応援をよろしくお願いいたします。

