「令和6年度 街なか学園祭」ミーティング#2 実施
飯塚高校では毎年秋に、飯塚高校発祥の地である飯塚市の商店街(本町商店街・東町商店街)にて「街なか学園祭」を開催しています。
2023年は11月25日(土)に開催し、多くの方々にご来場いただきました。
2024年も、街なか学園祭をより良いものとするため、3月13日にキックオフミーティングを実施するなど、生徒たちの間で早くも動きが始まっています。
秋の「街なか学園祭」に向けて月1ミーティング
4月17日には2回目のミーティングを行いました。
飯塚高校からは2年の小田(学園祭実行委員長)と川端(学園祭副実行委員長)が、外部からは近大の小池晃先生とゼミ生、商工会議所・青年会議所の方にもご参加いただきました。が参加しました。
近大小池ゼミは、ステージ前広場などのデザインを毎年手掛けていただいています。福岡大学、九州工業大学など大学の皆さんには、街なか学園祭でそれぞれの専門分野ならではの形で毎年お世話になっています。
今回のミーティングのテーマは「商店街に子どもを呼ぶにはどうすればいいのか」「お母さん世代に喜んでもらうにはどんなサービスがあればいいのか?」といった内容でした。
学園祭を執り行う当事者である高校生の視点、それを支援する近大生の視点で意見を出し合い、どんな工夫ができるのかを具体的に話し合うことができました。
参加したふたりの生徒からは以下のような発言がありました。
「商店街に若者向けのお店がなさすぎることが課題」
「Wi-fiなどを備えた滞在しやすい場所が作れないか」
「子連れ向けマップを作るといいのではないか」
「まだ小さい子どもを持つお母さんに対して、無料でベビーカーの貸し出しを行えばいいのではないか」
次回のミーティングは5月中旬で、その後も月に一回の頻度で行います。「トピックス」ではその模様を定期的にレポートしていきます。
「学園祭」×「子ども」「子育て」の取り組み
次回の学園祭では「子ども」や「子育て」といったキーワードを盛り込むことも想定されています。
「地域でこどもを育てスマイリーあふれるまち」の実現に向けて活動する飯塚青年会議所ともコラボレーションする取り組みとなります。
取り組み内容については、飯塚青年会議所が5月18日にゆめタウン飯塚にて開催する記念イベントで、生徒たちから発表される予定です。
なお、同イベントでは吹奏楽部がオープニングパフォーマンスを行います。後日、改めてご案内をしますが、足をお運びいただけましたら幸いです。
「街なか学園祭」の狙い
飯塚高校が大事にする「Global(グローバル)・Local(地域)・Individual(個性)」の3本柱のうち、特に教室ではなかなか学べない「身近な社会と関わりながらコミットする力」をLocalで実践的に学び、体験します。商店街との連携協定を強く感じることも目的とした取り組みです。
2021年に飯塚商工会議所・飯塚市商店街連合会と連携協定を結び、2022年には商店街全
体を使って初の「街なか学園祭」を開催しました。